SEO対策とメタタグについて

こんにちは、デジタルボーイです。SEO対策で重要なポイントの一つとして「メタタグの設定」があります。

SEO対策を進める上で、メタタグの重要性は意外と見過ごされがちです。でも、メタタグは検索エンジンに情報を伝えるだけでなく、検索結果においてユーザーの目に触れるという点で、めちゃめちゃ、重要な役割を果たしています。SEOにおける縁の下の力持ちですね!

特にメタディスクリプションは、サイト訪問のきっかけとなる「第一印象」を左右する要素です。本記事では、具体的なデータや設定方法を交えながら、メタタグを活用してSEO効果を最大化する方法を解説します。

今回は実際のデータも踏まえてSEO対策とメタタグについてみていきたいと思います!

記事を書いた人

デジタルボーイです。
データサイエンス歴20年以上のおっさんです。中小企業診断士として、データサイエンス、WEBマーケティング、SEOに関するデータ分析、コンサルティングの仕事をしています。自己紹介の詳細はコチラ

目次

メタタグって何?

メタタグは、WEBページの表示のために使われるプログラムであるHTMLファイルで使われる、プログラムコードの中の一つです。

ちなみに、HTMLは<>というようなカギカッコであるタグで文章を囲むことで、WEBページを表現するプログラム言語です。そのため、divタグとか、aタグとか、いうようにHTMLのコードの構成要素を〇〇タグといいます。なので、メタタグはこんな感じで、囲われた箇所のことになります。

<meta xxx>あああああ</meta xxx>

メタタグの設定はSEOに必要?

メタタグの設定はSEOにとって必要なのかと言う質問については、googleは公式にこのように回答しています。

「Google はウェブ ランキングにキーワード メタタグを使用しません」

『Google検索セントラルブログ』2009/9/21より

この文章を僕なりに要約すると、「Googleはメタタグの設定によってGoogleの検索順位を上げることはしませんよ」ということです。

このメタタグというのは、HTMLのプログラムの中に設定するのですが、ブラウザからは表示されない(Googleのロボットなどにはみられるが、人にはみられない)文章なんですね。この性質を利用して、メタタグに検索キーワードに該当するような不自然なワードを書きまくって、Googleの検索順位を上げるという裏技が、何十年か前までに流行りました。ただし、現在のGoogleは賢くなったので、その裏技は通用しなくなったんですね。

Googleのメタタグに対する見解である「Googleの検索順位を上げることはしませんよ」というのは、このことを受けての見解だと僕は認識しています。

実はここに落とし穴があり、Googleは「検索順位の向上にメタタグを使わない」と言っていますが、「メタタグの設定はしなくて良い」とは言っていないと言う点です!

Googleも検索結果にメタタグを利用している!

メタタグの中の一つである「メタディスクリプション」というタグをGoogleは検索結果の表示に利用しています。ちょうど、こんな感じです。

Googleの検索結果のタイトルの下に表示される何十文字かの文章があると思いますが、この文章をGoogleはメタディスクリプションから拾って表示しています。例えば、この設定に適当に「あああああああああ」なんて書いていたら、おそらくGoogleはペナルティを与えるのではと考えられます。

こんな感じで、メタタグというのは、「しっかり書いたからと言って、Googleから褒められるわけではないけど、適当に書いたら叱られるもの」というように理解するのが正しいかなと思います。

実際のサイトはメタタグをどのように書いてある?

以下は、実際に「福岡市 工務店」のキーワードでGoogle検索を行い、上位20サイトのメタディスクリプションをリストアップしたものです。ちなみに、Google検索については、GoogleカスタムサーチというAPIツールを使いました。

NOメタディスクリプション
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「福岡市 工務店」のキーワードでGoogle上位20位までのメタディスクリプション

「なし」というのは、設定がなかったものです。こうやってみると、9割近くのサイトでメタディスクリプションを設定しているということがわかりますね!ライバルサイトもやっていることなので、メタディスクリプションの設定は最低限やっておいて損はないでしょう。

メタディスクリプションは、最低限設定しておこう!

メタタグにはいろいろありますが、最低限、メタディスクリプションは設定しておくようにしましょう。

WordPressでおすすめのSEO設定プラグイン

とは言え、HTMLコードのことなので、なかなか自力で設定するのは難しいと思います。例えば、もしあなたがWordPressをお使いの場合、プラグインから設定することができます。「All in one SEO」や「seo simple pack」をプラグインから新規追加すると、設定可能です。

めんどくさいかもしれませんが、記事を書いたら、必ず、記事だけでなく、メタディスクリプションも設定するようにしましょう。

文字数は概ね80文字程度がおすすめ

SEOの解説記事などでは120文字までというような記事がよくあります。Googleの検索表示文字数の上限から引っ張っているからでしょう。とは言え、先ほどの「福岡市 工務店」のキーワードでGoogle上位20位までのサイトのメタディスクリプションの文字数は以下のようなグラフになります。

「福岡市 工務店」でGoogle上位20位のメタディスクリプションの文字数のグラフ

平均で73文字でした。ここら辺はかならず120文字ギリギリまで書く必要があると考える必要はないと思っています。ライバルサイトの状況を見て、臨機応変に対応するのがいいでしょう。データからは、おおむね80文字程度がおすすめと言えます。

まとめ

以上、SEOにおけるメタタグについてみてきました。めんどくさいかもしれませんが、ぜひ、記事を書いたら、一つ一つにメタディスクリプションを設定してみてくださいね!

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