ホームページツールstudioのサービス概要と簡単なページ作成の流れ

こんにちは、デジタルボーイです。普段はデータ分析コンサルが本業なのですが、WEBデータ分析後にホームページ制作の受注やホームページ運用のアドバイスもすることがあり、studioというホームページサービスについて質問をもらうことがあります。

お客さんのコーポレートサイトのための無料ホームページサービスとして使えるのか、今回studioについて概要とホームページの作り方について調べてみました。

記事を書いた人

デジタルボーイです。
データサイエンス歴20年以上のおっさんです。中小企業診断士として、データサイエンス、WEBマーケティング、SEOに関するデータ分析、コンサルティングの仕事をしています。自己紹介の詳細はコチラ

本記事の結論!

studioは、SEOの対策ができる点はメリットである反面、コンサル面で考えると使用しやすいです。しかし、HTMLの編集やCSSボックス編集ができない点では若干制度が落ちます。

目次

studioって何?

昨今人気の出ているホームページサイトで、ノーコードでWEBサイトの設計や、デザインの構成が可能な国産のCMSツールです。CSSやHTMLのコードが不要で知識なしでコーディングやセットアップができます。デザイン品質も高いことが特徴です。

料金プラン

基本的なサイトデザインにおいては無料です。ホームページを個人で運営したい方には、無料で作成するのもよいでしょう。

ただし、ビジネスで運用を考えている方は、以下の機能、料金プランから検討されることをおすすめします。

そして、2024年12月1日より、料金プランの改定がページ内で公表されています。(以下表のとおり)

今回は、改定後の料金プランにて説明します。

  • Free
  • Mini
  • Personal
  • Business
  • Business Plus

有料版を利用することで性能が充実する反面、ランニングコスト的に費用面でネックといえます。

studioで作れるサイトは?

studioではどのようなサイトが作れるのか解説します。

  • コーポレートサイト
  • ブログ
  • メディア
  • イベント紹介
  • 店舗・商品
  • ポートフォリオ

特に、企業が自社をアピールするための運営サイトで、法人WEBサイトやコーポレートサイトなどのコーポレートサイトを目的として利用している企業が多く見られます。利用目的も多岐にわたるため、使いたい人によって目的、ニーズがさまざまなことはstudioの特徴とも言えます。

studioの良いところ

  • デザイン性が豊富
  • 直感的操作が可能
  • 共同でサイト作成が可能
  • ページ作成が簡単
  • SEO対策が可能

デザイン画像は10,000以上と素材が豊富で、直感的操作が可能であるため使い勝手がよいです。簡単にホームページが作成できるうえに、共同で作業ができるため複数でページを立ち上げる際は、非常に効率的にページ作成ができます。

挿入したい画像をクリックし拡大するだけで、ページ背景画像が簡単に作成が可能です。左のバーにテキスト挿入ボタンもあるため、簡単にページ作成ができることがよい点です。

そして、SEO対策ができることがメリットです。

Googleの検索で表示されるように、「タイトル」「説明文」「ファビコン」をきちんと設定しましょう。背景画像を入れることも忘れないようにしましょう。

studioの悪いところ(特に無料版で)

  • 操作はパソコンのみ(記事の公開やサイトの修正はパソコンが必要不可欠)
  • 公式サポートが夜間や休日はつながらない可能性あり
  • クラウドサービスのため、サービス終了の可能性あり

スマホでの修正は困難であるため、すべてパソコンでの操作が必須となります。記事を公開したり修正するにもパソコンは必須となります。ノートパソコンを持ち歩くなど不便が付きまといます。

また、公式サポートが24時間365日サポートではないことを十分理解したうえで運用しましょう。そして、クラウドサービスであるということもデメリットです。現在、終了予定はありませんが、突然運用終了ということもないわけではありません。いつでも代わりのサイトに移行できるように準備をすることが望ましいです。

無料版studioの始め方

無料版studioでホームページを始める方法についてここでは解説します。

手順1: アカウント作成

アカウント作成は、僕の個人アカウントで簡単に登録ができます。facebookやGoogleアカウントで作成が簡単です。

新規登録をすると登録メールアドレス先に上記のようなメッセージを受信します。「メールアドレスを確認する」というボタンを押し、本登録を完了させましょう。

手順2: ページの作成(日本語化)

ページは、英語版と日本語版の2パターンあります。画面の右上のプルダウンから選ぶことが可能です。

手順2: 新規ホームページ作成

上記のような利用の目的や職業や職種に回答する欄があります。利用ページの中身が変わるわけではないのでその点は心配はいりません。目的に沿って、回答しましょう。すると、ページの編集画面へ移ります。

手順3: テンプレートを変更

初めて利用する人のために4つのステップと称して、基本操作をチェックで進める形式になっています。

背景画面の素材は好きに選べるため、構成も好きに進められます。

手順4: ページの作り込み

無料で作成するならば、他サイトと使用感は変わりません。

画像は、自分が持っている画像を挿入することはもちろん、テンプレートから選択することも可能です。そして、テキストの文字サイズやフォント、配置なども自由に構成が可能であるため、無料版でのページ作成は他サイトと同様な作りになっています。

手順5: ページの公開

ページの公開は、画面右上に「公開」ボタンがあるため、押すと上記のようにURLが表示されます。真ん中の赤枠部分を自由に構成できます。「studio.site」というドメインが設定されてしまうことは気になる点かもしれませんが、SEO対策でWordPressと比較しても、運用上、特に課題はありません。

まとめ〜コンサル的結論

以上、studioの概要でした。デメリットはあるものの、デザイン性、SEO対策としてのツール面ではメリットと言えます。コンサル目線で考えるとWord pressと比較しても運用面では問題ありません。しかし、サポート面では心配点が尽きないため十分配慮して利用しましょう。

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