こんにちは、デジタルボーイです。普段はやまぐちと福岡でコンサルティングを行っています。今回はやまぐちの企業がぜひ、押さえておいてもらいたいホームページ集客とSEOのポイントについて解説していきたいと思います。
押さえておきたいホームページ集客のポイント
まず、ホームページ集客を実施する上で、押さえておきたいポイントがあなたの事業が対企業向け(BtoB)なのか、対消費者向け(BtoC)なのかということです。ここで、BtoBとBtoCにおける、ホームページ集客の戦略の違いについてみてみましょう。
ターゲットが違う!
まず、ターゲット層が大きく異なります。BtoCビジネスでは一般消費者がターゲットなので、幅広いターゲット層に向けたキーワードや内容で記事を書くことが大切です。一方で、BtoBビジネスでは、特定の業界や職種の専門家とか、企業で意思決定できる人たち(中小零細企業ではほぼ社長、ちょっと大きな会社だと事業責任者など)がターゲットとなります。そのため、より専門的で具体的なキーワードや内容で記事を書くことが大切になってきます。
購入までに費やす期間が違う!
次に、お客様が購入を決定するまでの期間(これを、購買サイクルと言ったりします)の長さが違ってきます。BtoCでは比較的短期間で購買決定が行われることが多いですが、BtoBの場合は検討から決定までの期間が長くなりがちです。この違いは、WEBページの構成や記事作成(コンテンツ戦略)の違いに繋がります。BtoBのホームページ集客戦略では、お客様とより長期的な関係構築を意識した、詳しい情報提供や、じょじょに信頼関係を構築するような取り組み(無料相談や無料見積もりなど)が重要になります。
使用するキーワードが違う!
BtoBビジネスのユーザーはほぼ、その道の専門家と言えるでしょう。なので、使う言葉や表現にも違いがでます。BtoCでは一般的な言葉や分かりやすい表現が求められますが、BtoBでは業界用語や専門的な表現の方が好まれますね!
デザインが違う!
通販サイトなどでも、BtoCでは、視覚的に魅力的で簡潔な情報が好まれると思いますが、BtoBではより詳しい技術的な情報や事例、企業の信頼性などが重要です。その点、ホームページのデザインよりもその内容重視のサイト構成が重要なんですね!
違いを意識したSEO戦略が重要!
以上の違いを想定することで、BtoBビジネスに特化した集客戦略を立てることができます。重要なのは、自社のビジネスとターゲットのニーズをしっかりと理解し、それに合わせたた適切なアプローチを取ることです。
BtoBビジネスにおけるSEO対策についてはこちらに詳しく解説しているので、よかったらみてみてください。
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以上を元に、実際にやまぐちの企業のサイトのデータを元にホームページ集客についてみていきましょう。
やまぐちのBtoC企業におけるホームページ集客のポイント
まずは、BtoC企業についてホームページ集客のポイントを見ていきます。
例:リフォーム会社のホームページ集客
まず、山口市を例にリフォームの検索上位30サイトの特徴をデータに基づいて調査し、リフォームがとるべき集客対策を解説したいと思います。以下が調査に利用したサイト一覧です。
また、上記サイトのデータの分析結果の抜粋です。
- ポータルサイトの割合・・・上位30サイト中、23%の7件
- ページ数・・・平均は10036.2ページ、中央値は539.0ページ、ページ数と順位の相関係数はr=0.13
- 表示速度・・・100点満点中、平均は32.2点、中央値は31.0点、ページ数と順位の相関係数はr=0.07
- ページ文字数・・・平均は1669.5、中央値は1259.0、文字数と順位の相関係数はr=-0.34
- 画像数・・・平均は33.4枚、中央値は10.0枚、画像数と順位の相関係数はr=-0.09
- 内部リンク数・・・平均36.2、中央値は25.0、内部リンクと順位の相関係数はr=0.02
- 外部リンク数・・・平均12.8、中央値は2.0、外部リンクと順位の相関係数はr=-0.02
- スマホ対応・・・スマホ対応サイトが20件(87.0)%、非スマホ対応のサイトが3件(13.0)%
- タイトルに入っているキーワード・・・「山口市」の数の割合はキーワードの数が0個のサイトが8件(34.8)%、1個のサイトが15件(65.2)%
- メタディスクリプションに入っているキーワード・・・「山口市」の割合はキーワードの数が0個のサイトが14件(60.9)%、1個のサイトが7件(30.4)%、2個のサイトが2件(8.7)%
- コンテンツ内のキーワード・・・「山口市」の数は平均は5.0回、中央値は2.0回、ページ数と順位の相関係数はr=-0.41
- ヘッダー1-6に入っているキーワード・・・「山口市」の割合はキーワードの数が0個のサイトが14件(60.9)%、1個のサイトが7件(30.4)%、2個のサイトが2件(8.7)%
このデータを調査した結果、以下のことが見えてきました。
データから見た、リフォーム業者向けホームページのポイント!
ホームページ作成時のアドバイス
「山口市 リフォーム」の検索結果分析から、上位サイトにはいくつかの特徴が見られます。まず、ポータルサイトが23%を占めていることから、個別の業者がポータルサイトに情報を掲載することで集客効果を高めることも有効な戦略です。ただし、自社サイトで直接的な信頼を築くためには、ユーザーのニーズに合った情報をきちんと整理して提供することが重要です。
ページ数は平均で10,036ページと非常に多いですが、中央値が539ページと少なめであり、ページ数そのものが順位に大きく影響しているわけではありません(r=0.13)。ページ数を増やすことよりも、訪問者が求める具体的な情報を分かりやすく提供することを優先しましょう。
SEO対策の注意点
ページの表示速度が平均32.2点と低く、順位との相関もほぼゼロ(r=0.07)ですが、ユーザー体験を向上させるために表示速度の最適化は重要です。特にモバイルユーザーが多いことが想定されるため、スマホでの読み込み速度を改善する取り組みが必要です。
ページ文字数や画像数は順位との負の相関が見られます。これは、文字数や画像数をただ増やすだけではなく、適切な量と質で情報を提供することが求められていることを示しています。また、「山口市」といった地名キーワードをタイトルやヘッダー、メタディスクリプションに適切に配置することがSEOにおいて重要ですが、過剰に盛り込む必要はありません。特に、コンテンツ内でのキーワード使用回数は平均5回、中央値2回程度が適切なバランスであると考えられます。
総合的なアドバイス
検索上位を目指すには、まず訪問者にとっての使いやすさを優先することが重要です。スマホ対応の実施率が87%と高いことからも、モバイルユーザーを意識したレスポンシブデザインや簡単なナビゲーションを実現することが必要です。また、ページ数や文字数を増やすことよりも、顧客が求める具体的な情報を分かりやすく整理し、写真や動画を使って信頼感を高めることがポイントです。
さらに、ローカルキーワード「山口市」を効果的に活用し、地域密着型の内容を充実させることで、ターゲットとなる顧客層にアプローチしやすくなります。最後に、表示速度やスマホ対応、適切なキーワード配置といった基本的なSEO対策を徹底し、ポータルサイトや他業者との差別化を図ることが、競争の激しい市場で成功する鍵です。
実際のデータ分析については、以下のページに詳しく掲載しているので、参考にしてください。
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例:製造業のSEO
続いて、やまぐちの製造業におけるSEOのポイントをみていきましょう。「山口市 + 精密加工」で検索した上位30サイトは以下のとおりです。
データの分析結果の抜粋です。
- ポータルサイトの割合・・・上位30サイト中、23%の7件
- ページ数・・・平均は321.8ページ、中央値は46.0ページ、ページ数と順位の相関係数はr=-0.13
- 表示速度・・・100点満点中、平均は42.0点、中央値は35.0点、ページ数と順位の相関係数はr=0.23
- ページ文字数・・・平均は1308.2、中央値は830.0、文字数と順位の相関係数はr=-0.1
- 画像数・・・平均は22.3枚、中央値は7.0枚、画像数と順位の相関係数はr=-0.14
- 内部リンク数・・・平均22.4、中央値は6.0、内部リンクと順位の相関係数はr=0.06
- 外部リンク数・・・平均3.6、中央値は0.0、外部リンクと順位の相関係数はr=0.0
- スマホ対応・・・スマホ対応サイトが21件(91.3)%、非スマホ対応のサイトが2件(8.7)%
- タイトルに入っているキーワード・・・「山口市」の数の割合はキーワードの数が0.0個のサイトが23件(100.0)%
- メタディスクリプションに入っているキーワード・・・「山口市」の割合はキーワードの数が0.0個のサイトが23件(100.0)%
- コンテンツ内のキーワード・・・「山口市」の数は平均は0.2回、中央値は0.0回、ページ数と順位の相関係数はr=0.01
- ヘッダー1-6に入っているキーワード・・・「山口市」の割合はキーワードの数が0.0個のサイトが23件(100.0)%
また、上記サイトのデータの分析結果の抜粋です。
データから見た、精密加工ホームページのポイント!
- サイト規模・・・他の業界に比べて県庁など自治体や公的機関のサイトが上位に来る場合、インターネット上では比較的、競合の少ない業界と言えます。ページ数もそれほど多くなく、山口市の製造業者はホームページに依存しないビジネスモデルを展開している傾向が見て取れます。データ分析の結果、今後サイトを作る際はページ数は50ページ程度を目安としてサイトを作るといいでしょう。
- トップページの表示速度・・・他のサイトのスピードは遅い傾向があるため、頑張って、50−89点を目指すことで、差別化ができそうです。自社の最新機材、工作機械、生産管理システムや加工工場の様子の写真は十分に使いながらも、軽量化対策をしっかりとするといいでしょう。
- トップページの文字数・・・自社の工場、製造工程、製品などアピールすべき点を3000文字程度で端的に記載することが重要です。
- トップページの画像数・・・トップページでは、画像を30枚程度掲載しましょう。写真の内容は、自社の製品、設備、工場の内観、外観の写真などでいいでしょう。
- トップページのリンク・・・企業概要、問い合わせ、求人などのページだけでなく、自社の工場設備、製造工程などのページを準備し、しっかりとトップページからリンクを貼るようにしましょう。
- スマホ対応・・・今回の結果から、ほぼ100%スマホ対応が進んでいます。スマホからのアクセスだけでなく、予約や問い合わせについても、細部について、スマホ最適化をすすめましょう。
やまぐちの製造業における実際のサイトデータの結果については以下に詳しくまとめてあるので、参考にしてください。
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BtoC企業のホームページ集客戦略のまとめ
やまぐちのBtoC企業においてはホームページはデザインが大きく二極化している傾向がありました。1つは、現代的でシンプル、見やすいデザインで、ユーザーに安心感を与える優しいデザイン。こういったサイトは、スマートフォンからのアクセスにも対応し、画像や動画を活用して施工事例やビフォー・アフターを効果的に伝えています。
一方は、けっこう古いデザインのまま更新されていない、ごちゃごちゃしたサイトでした。こういったサイトは、訪問者が必要な情報にたどり着くまでに時間がかかり、結果的に信頼感を損なう可能性が大です!。BtoC企業では、お客さんからはサイトのデザインそのものが業者の事業ののセンスにつながるので、時代に合ったデザインへの見直しが重要です。
また、サイト構成やSEO対策が十分でないケースが多く、オンラインでの集客に課題を抱える業者も少なくありません。逆に言えば、他社がSEO対策が行き届いていない今、しっかりとSEO対策をすることでホームページへの集客の成果は上げやすいですね!
やまぐちのBtoB企業におけるホームページ集客のポイント
続いて、BtoB企業についてホームページ集客のポイントを見ていきます。
例:弁護士サイトのホームページ集客
弁護士サイトを例にホームページ集客のポイントをみていきましょう。以下は、キーワード「山口市 + 弁護士」の上位30サイトです。
分析した結果の抜粋は以下になります。
- ポータルサイトの割合・・・上位30サイト中、36%の11件
- ページ数・・・平均は109.7ページ、中央値は32.0ページ、ページ数と順位の相関係数はr=-0.38
- 表示速度・・・100点満点中、平均は55.9点、中央値は54.0点、ページ数と順位の相関係数はr=-0.03
- ページ文字数・・・平均は1554.2、中央値は826.0、文字数と順位の相関係数はr=-0.24
- 画像数・・・平均は16.3枚、中央値は8.0枚、画像数と順位の相関係数はr=-0.37
- 内部リンク数・・・平均13.4、中央値は6.0、内部リンクと順位の相関係数はr=-0.47
- 外部リンク数・・・平均7.7、中央値は1.0、外部リンクと順位の相関係数はr=-0.26
- スマホ対応・・・スマホ対応サイトが16件(84.2)%、非スマホ対応のサイトが3件(15.8)%
- タイトルに入っているキーワード・・・「山口市」の数の割合はキーワードの数が0個のサイトが13件(68.4)%、1個のサイトが6件(31.6)%
- メタディスクリプションに入っているキーワード・・・「山口市」の割合はキーワードの数が0個のサイトが14件(73.7)%、1個のサイトが4件(21.1)%、2個のサイトが1件(5.3)%
- コンテンツ内のキーワード・・・「山口市」の数は平均は1.6回、中央値は2.0回、ページ数と順位の相関係数はr=-0.05
- ヘッダー1-6に入っているキーワード・・・「山口市」の割合はキーワードの数が0個のサイトが14件(73.7)%、1個のサイトが4件(21.1)%、2個のサイトが1件(5.3)%
以上より、集客戦略のポイントです。
データから見た、弁護士ホームページ集客のポイント!
- サイト規模・・・他の業界に比べて、検索上位サイトにポータルサイトが位置する割合が高く、ここから、インターネット上では比較的、競合の少ない業界と言えます。また、弁護士というビジネス上、一覧サイトから弁護士を選びたいという検索ユーザーのニーズもあるのでしょう。デザインは、あまり今どきのカッコいデザインというよりは、信頼感のある、悪い意味で古臭いものがサイトが多いです。データ分析の結果、今後サイトを作る際はページ数は30ページ程度を目安としてサイトを作るといいでしょう。
- トップページの表示速度・・・一部にスピードの速いサイトがありますが、比較的古く文字だけのサイトが速度の上位を占めているようです。新規でサイトを作る際はぜひ、90点以上を目指してみましょう。
- トップページの文字数・・・トップページは事務所の特徴などを端的に文章で示し、詳細は他ページへのリンクで構成するといいでしょう。
- トップページの画像数・・・トップページでは、画像を1枚は必ず掲載し、弁護士先生の人となりがわかる写真を掲載してください。加えて、法律相談を行なっている様子やオフィスなどを掲載するのもいいでしょう。
- トップページのリンク・・・弁護士プロフィール、問い合わせ、事務所の法律相談の強みを掲載しトップページからリンクを貼るようにしましょう。
- スマホ対応・・・スマホからの法律相談にも対応できるよう、今後は必ずスマホ対応したサイトを作りましょう。スマホからのアクセスだけでなく、予約や問い合わせについても、細部について、スマホ最適化をすすめましょう。
- キーワード・・・キーワードの目安
- タイトルでのキーワードの使用回数:1回
- メタネームディスクリプションでのキーワード使用回数:1回
- ページ全体でのキーワード使用回数2〜3回程度
「山口市+弁護士」サイトの実際のデータについては以下に掲載してあるので、ご興味がある方はご確認ください。
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例:税理士サイトのホームページ集客
続いて、やまぐちの税理士事務所における、サイトのホームページ集客のポイントをみていきましょう。以下は、キーワード「山口市 + 税理士」の上位30サイトです。
データの分析結果の抜粋です。
- ポータルサイトの割合・・・上位30サイト中、36%の11件
- ページ数・・・平均は267.5ページ、中央値は50.0ページ、ページ数と順位の相関係数はr=0.3
- 表示速度・・・100点満点中、平均は46.7点、中央値は41.0点、ページ数と順位の相関係数はr=0.4
- ページ文字数・・・平均は1112.7、中央値は1151.0、文字数と順位の相関係数はr=0.03
- 画像数・・・平均は14.8枚、中央値は12.0枚、画像数と順位の相関係数はr=0.47
- 内部リンク数・・・平均13.2、中央値は12.0、内部リンクと順位の相関係数はr=-0.28
- 外部リンク数・・・平均2.6、中央値は1.0、外部リンクと順位の相関係数はr=0.11
- スマホ対応・・・スマホ対応サイトが14件(73.7)%、非スマホ対応のサイトが5件(26.3)%
- タイトルに入っているキーワード・・・「山口市」の数の割合はキーワードの数が0.0個のサイトが10件(52.6)%、1.0個のサイトが9件(47.4)%
- メタディスクリプションに入っているキーワード・・・「山口市」の割合はキーワードの数が0.0個のサイトが12件(63.2)%、1.0個のサイトが6件(31.6)%、2.0個のサイトが1件(5.3)%
- コンテンツ内のキーワード・・・「山口市」の数は平均は1.2回、中央値は1.0回、ページ数と順位の相関係数はr=-0.33
- ヘッダー1-6に入っているキーワード・・・「山口市」の割合はキーワードの数が0.0個のサイトが12件(63.2)%、1.0個のサイトが6件(31.6)%、2.0個のサイトが1件(5.3)%
以上から見た、税理士事務所のホームページ戦略のポイントです。
データから見た、税理士のホームページ戦略のポイント!
- サイト規模・・・他の業界に比べて、検索上位サイトにポータルサイトが位置する割合が高く、ここから、インターネット上では比較的、競合の少ない業界と言えます。ページ数もそれほど多くなく、山口市の税理士事務所はホームページに力を入れていない事務所が多いようですデザインも特に凝ったものはなく、非常にオーソドックスな特徴のないサイトが多いです。データ分析の結果、今後サイトを作る際はページ数は50ページ程度を目安としてサイトを作るといいでしょう。
- トップページの表示速度・・・一部にスピードの速いサイトがありますが、比較的古く文字だけのサイトが速度の上位を占めているようです。新規でサイトを作る際はぜひ、90点以上を目指してみましょう。先生の顔写真や事務所などの写真を十分に使いながらも、軽量化対策をしっかりとするといいでしょう。
- トップページの文字数・・・税理士事務所の特徴や税務サービス内容について、アピールすべき点を2000文字程度で端的に記載することが重要です。
- トップページの画像数・・・トップページでは、画像を30枚程度掲載しましょう。写真の内容は、自社の製品、設備、工場の内観、外観の写真などでいいでしょう。
- トップページのリンク・・・企業概要、問い合わせ、自社の税務サービスの内容などのページを準備し、しっかりとトップページからリンクを貼るようにしましょう。
- スマホ対応・・・ただし、他の業界はほぼ100%スマホ対応が進んでいます。スマホからのアクセスだけでなく、予約や問い合わせについても、細部について、スマホ最適化をすすめましょう。
- キーワード・・・キーワードの目安
- タイトルでのキーワードの使用回数:1回
- メタネームディスクリプションでのキーワード使用回数:1回
- ページ全体でのキーワード使用回数2〜3回程度
実際の山口市+税理士のサイトのデータ分析結果は以下に掲載してあるので、ご興味のある方はご確認ください。
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例:工務店のホームページ集客
続いて工務店のホームページ集客をみていきましょう。以下は「山口 + 工務店」の上位30サイトです。
データの分析結果の抜粋です。
- ポータルサイトの割合・・・上位30サイト中、13%の4件
- ページ数・・・平均は692.6ページ、中央値は257.5ページ、ページ数と順位の相関係数はr=-0.06
- 表示速度・・・100点満点中、平均は39.3点、中央値は38.5点、ページ数と順位の相関係数はr=0.38
- ページ文字数・・・平均は1434.3、中央値は853.0、文字数と順位の相関係数はr=-0.12
- 画像数・・・平均は25.4枚、中央値は27.0枚、画像数と順位の相関係数はr=0.01
- 内部リンク数・・・平均39.6、中央値は11.5、内部リンクと順位の相関係数はr=0.12
- 外部リンク数・・・平均3.2、中央値は1.0、外部リンクと順位の相関係数はr=-0.08
- スマホ対応・・・スマホ対応サイトが3件(11.5)%、非スマホ対応のサイトが23件(88.5)%
- タイトルに入っているキーワード・・・「山口」の数の割合はキーワードの数が0.0個のサイトが11件(42.3)%、1.0個のサイトが15件(57.7)%
- メタディスクリプションに入っているキーワード・・・「山口」の割合はキーワードの数が0.0個のサイトが12件(46.2)%、1.0個のサイトが12件(46.2)%、2.0個のサイトが2件(7.7)%
- コンテンツ内のキーワード・・・「山口」の数は平均は4.2回、中央値は2.0回、ページ数と順位の相関係数はr=-0.18
- ヘッダー1-6に入っているキーワード・・・「山口」の割合はキーワードの数が0.0個のサイトが12件(46.2)%、1.0個のサイトが12件(46.2)%、2.0個のサイトが2件(7.7)%
以上から見た、ホームページ集客のポイントです。
データから見た、工務店のホームページ集客のポイント!
- サイト規模・・・ポータルサイトの件数が低いため、企業紹介サイトに頼らず自社サイトを運営する価値は十分にあります。ただし、サイト全体のページ規模は、そのサイトの検索順位に密接に関連しています。ライバルサイトと同程度のページ数は必要といえます。また、データ分析の結果、上位サイトは1000ページ以上のサイト規模が多いため、これから上位表示を目指すサイトを作る際は、1000ページは目標とする必要があります。
- トップページの表示速度・・・他のサイトのスピードは遅い傾向があるため、頑張って、50−89点を目指すことで、差別化ができそうです。自社の工務事例や施工現場などの写真は十分に使いながらも、軽量化対策をしっかりとするといいでしょう。
- トップページの文字数・・・自社の施工の特長や施工例の写真など、お客様がほしい内容を1000文字程度で端的に記載することが重要です。
- トップページの画像数・・・トップページでは、画像を30枚程度掲載しましょう。写真の内容は、過去の施工事例でもっとも自信のあるものや、スタッフや経営者の写真などでいいでしょう。
- トップページのリンク・・・企業概要、問い合わせ、求人などのページだけでなく、自社の特長、家づくりなどのページを準備し、しっかりとトップページからリンクを貼るようにしましょう。
- スマホ対応・・・今回の結果から、ほぼ100%スマホ対応が進んでいます。スマホからのアクセスだけでなく、予約や問い合わせについても、細部について、スマホ最適化をすすめましょう。
- キーワード・・・キーワードの目安
- タイトルでのキーワードの使用回数:1回
- メタネームディスクリプションでのキーワード使用回数:1回
- ページ全体でのキーワード使用回数5回程度
実際の山口+工務店のサイトを分析した結果は以下にあるので、ご興味のある方はご確認ください。

BtoC企業におけるホームページ戦略のまとめ
サイトの特徴
今回調査したやまぐちのBtoC企業のウェブサイトには、他業界に比べて古いデザインや、手作り感のあるHTMLで構成されたものが多い印象があります。多くの場合、個人事務所や小規模な運営形態が主流であるため、売上規模も大きくなく、ウェブサイトを事務所自身で制作しているケースが多いのでしょう。ただし、やまぐちという地域の特性上、地域密着で経営者やスタッフの人柄が伝わるようなシンプルでオーソドックスなデザインであれば、これはこれで信頼感を与えるためには十分ともいえます。一方、スマートフォン対応が遅れているサイトも目立ち、ここは改善の余地があると考えられます。
売上を伸ばすためのポイント
やまぐちのBtoCを展開する地域企業で売上を伸ばすには、「何が特徴であるのか」「どの分野に強みがあるのか」を明確に打ち出すことが重要です。そのための情報発信を行うためには、経営者やスタッフがしっかりとサイトやSNSで情報発信を行い、親身になって消費者の課題を解決する姿勢を見せることが重要でしょう。また、訪問者が必要な情報に素早くアクセスできるように、シンプルかつスマホ対応のデザインにすることも重要です。これにより、顧客との接点を増やし、事務所の信頼性を高めることが期待できます。
まとめ
以上、やまぐちの企業におけるホームページ集客のポイントを見てみました。当社ではホームページの制作についてもお受けしております。