初心者のためのAnacondaインストール(mac編)

皆さん、こんにちは。デジタルボーイです。今回は初心者向けに、MacOS向けにAnacondaのインストールを解説したいと思います。

記事を書いた人

デジタルボーイです。
データサイエンス歴20年以上のおっさんです。中小企業診断士として、データサイエンス、WEBマーケティング、SEOに関するデータ分析、コンサルティングの仕事をしています。自己紹介の詳細はコチラ

もし、AnacondaではなくHomebrewを使ったPythonをインストールしたい場合は、こちらを参照ください。

また、Windowsへのインストールが必要な場合はこちらを参照ください。

目次

Anacondaとは?

Anacondaとは、Pythonをベースとしたデータサイエンスを行うためのプラットフォームです。プラットフォームと言われてもピンとこないですね。もちろん、僕もピンとこないです。

そのため、僕なりのAnacondaとは・・・の解釈です。

例えばプログラミング言語である、C言語でも、PHPでも、Javascriptでも、その言語を使ってシステム開発を行うためには、一般的には統合開発環境(IDE)というものを使います。例えばマイクロソフトが提供するVisualStudioやAppleアプリを作るためのXcodeやPythonプログラミングに強いPyCharmなどがIDEにあたります。

IDEは、プログラミングのコード補完を行なったり、ローカル環境に簡易的なWebサーバーを作ったり、デバッグをしてくれたり、システム開発をする上で効率的に作業するための色々な手助けをしてくれます。

そして、AnacondaもPython言語を使った、データサイエンスに特化したIDEと考えるといいでしょう(やや正確性に欠けるものの、ざっくりとしたイメージで)。Pythonを動かすには、Anacondaを導入しなくとも動かせますし、Anaconda以外のIDEを使っても構いません。

しかし、他のIDEは、データサイエンスに特化したものではなく、システム開発よりのものがほとんどのため、システム開発に携わっていない方が使うには、ちょっとハードルが高いです。そのようなこともあり、データサイエンティストにはAnacondaを使い、Pythonプログラミングを行うのが人気なのですね。

Pythonでは、必要なライブラリのインストールや仮想環境の構築など、通常、ターミナルと呼ばれる「黒い画面」からコマンドで実行します(下図参照)。

「黒い画面」の例

しかし、Anacondaを使うことで、多くの操作を、ターミナルからコマンドを入力せずとも、クリック操作で実行することが可能です。

それでは、Macに、Anacondaのインストールを行なっていきましょう。

Anacondaのダウンロード

まず、Anacondaの公式サイトに行きましょう。

Anaconda公式サイト

下のようなトップページに行くと思います。この右上の「Free Download」をクリックしましょう。

次のページで下の方にアップルマークのついた「Download」ボタンの横にドロップダウンの矢印ボタンがあるのでクリックします。

すると、「Download for Mac (Intel)」と「Download for Mac (M1/M2/M3)」が選択できるので、各自のMacのチップに合わせて選択してください。

ご自身のMacのチップが分からなければ、画面左上のアップルマークから「このMacについて」をクリックし、画面中程のチップから確認してください。僕の場合はチップは「M2」のようです。

Anacondaインストーラの起動

チップに合わせてAnacondaのインストーラをダウンロードしましょう。しばらくするとダウンロードフォルダに次のようなpkgファイルのインストーラがダウンロードできたと思います。これをダブルクリックし、開きます。

次のように、インストールの許可を求められるので、「許可」をクリックします。

以下の画面に移るので、「続ける」をクリックします。

何かとんでもない、大切な情報が書いてあるらしいです。「続ける」をクリックします。

何か、仕様許諾契約が書かれてあるらしいです。とんでもない契約を結ばされるわけではないと思います。「続ける」をクリックします。

さらに、使用許諾契約の同意を迫られます。強い意志を感じますね。「同意する」をクリックします。

以下の画面に移ります。特に理由がなければ、「自分専用にインストール」を選択し、「続ける」をクリックします。

以下の画面に移るので、特に理由がなければ、そのまま「インストール」をクリックします。

以下の画面でインストールが開始されるので、しばらく待ちましょう。タバコを一服するもよし、Youtubeを見るもよし。

そうこうしている間に次の画面に移りました。なんか書いてますが、とりあえず「続ける」をクリックします。

これにて、Mac用のAnacondaのインストールは完了したようです。「閉じる」をクリックします。

インストーラをゴミ箱に捨てるか聞いてきます。特に理由がなければ「ゴミ箱に入れる」でいいでしょう。

AnacondaNavigatorのアップデート

自動的にAnaconda Navigatorが立ち上がります。この画面はAnacondaをGUIで操作するためのGUIツールです。Anacondaのトップ画面と思ってもらっていいでしょう。場合によっては、下の画面のようにアップデートのお知らせのポップアップが表示されるのでYesと押してください。

アップデート時のポップアップの表示ですが、各自のバージョンの状況によって異なると思いますので、適宜、状況に合わせてアップデートの手順を進めてください。基本的には承諾ボタンを押しつつ、アカウントのサインインを求められるので、Googleアカウントでアカウント登録し、アップデート完了という流れでしょう。

アカウントのサインインを求められます。僕はGoogleアカウントでサインインしました。

無事、アップデートが完了すると、次のような画面が出ます。「LanchNavigotor」をクリックしましょう。

次のようにAnacondaNavigatorが開ければ、無事インストール完了です。

また、たとえば、もし、一緒にJupyterLabで作業したい場合なんかは、上の画像、右上の「JupyterLab」の「Launch」ボタンをクリックすれば、実行できます。

お疲れ様でした!

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