初心者のためのRインストール(Mac編)

みなさん、こんにちは、デジタルボーイです。ここではMacOSへのRのインストール方法を解説したいと思います。

もし、すでにRのインストールは済んでいて、Rstudioだけをインストールしたい場合は、こちらの記事を参照ください。

記事を書いた人

デジタルボーイです。
データサイエンス歴20年以上のおっさんです。中小企業診断士として、データサイエンス、WEBマーケティング、SEOに関するデータ分析、コンサルティングの仕事をしています。自己紹介の詳細はコチラ

目次

Mac用のRインストーラをダウンロードする

Rのインストーラーは、世界中の有志の運営するサーバーのネットワーク「CRAN」(Comprehensive R Archive Network)というサイトに格納されています。公式サイトである、こちらからアクセスしてください。

https://cran.r-project.org/

アクセスすると、上図のような、英語ばっかりの一昔前の無骨なWEBサイトが開かれると思います。

初心者からすると、これだけで、一見様お断りの小料理屋に間違って入店してしまったかのように、気遅れしそうですが、頑張りましょう。

ページの上の方に、次のようなリンクテキストが見つかると思います。

  • Download R for Linux (Debian, Fedora/Redhat, Ubuntu)
  • Download R for macOS
  • Download R for Windows

サイトのリンクの内、Mac用のインストーラである「Download R for macOS」をクリックしてください。

すると、上のようなページに移ったと思います。図の中程に、以下のような箇所が見つかります。

Rでは、M1/M2チップのMacとIntelチップのMacでインストーラが異なります。上の2つのリンクは、2つのチップにあったインストーラとなります。そのため、ご自身の環境に合わせて、いずれか一方のインストーラをダウンロードしてください。

ちなみに、もしご自身のMacのチップの種類がわからない場合は、次の方法で確認できます。まず、Mac画面の左上アップルマークをクリックし、「このマークについて」をクリックし、以下の画面を表示させます。

図の「チップ」を確認してください。僕の場合はApple M2 Proと書いてあるので、M1/M2チップ用のインストーラとなります。

ご自身の環境に合わせ、インストーラをダウンロードしてみてくださいね。

Mac用Rインストーラの実行

しばらくすると、以下のようにインストーラがダウンロードされていると思います。

僕の場合は「R-4.3.2-arm64.pkg」がダウンロードされました。インストーラの名称は各自のPC環境やRのバージョンによって異なると思います。

では、さっそくpkgファイルをダブルクリックし、Rをインストールしていきましょう。

まず初めに、上の画面に変わります。「続ける」をクリックしましょう。

続いて、上のように「大切な情報」が表示されます。ざっと目を通し、「続ける」をクリックします。

続いて、「使用許諾契約」が表示されます。こちらもざっと目を通して、「続ける」をクリックします。

使用許諾契約に問題なければ、「同意する」をクリックします。

続いて、ハードディスクの領域についての文章が表示されます。「インストール」をクリックしましょう。

Macによるインストーラへの許可のポップアップが表示されます。許可しましょう。

上図のように表示されれば、インストールは完了です。閉じるボタンをしましょう。

インストーラの削除の確認画面が表示されます。「ゴミ箱に入れる」をクリックします。

Rを起動してみる

MacのLaupchpadを確認してみます。図の右下のような「R」のアイコンが追加されているはずです。ダブルクリックしてみましょう。

上図のような白いコンソール画面が表示されれば、インストール成功です!おつかれさまでした。

また、Rをとりあえず試験的にインストールしてみたかった方は、こちらのRのインストールだけで十分だと思います。一方、本格的にRをデータサイエンスツールとして、バシバシ使っていきたいと言う方は、Rでのデータサイエンス作業を便利に実行することが可能な統合開発環境(IDE)であR Studioもインストールすることをお勧めします。

R Studioのインストール手順についてはこちらの記事にも解説していますので、よかったらみてくださいね。

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