こんにちは、デジタルボーイです。備忘録がてら、macとLinuxにpipでrequestsをインストールするための手順を、まとめておきます。
デジタルボーイです。
データサイエンス歴20年以上のおっさんです。中小企業診断士として、データサイエンス、WEBマーケティング、SEOに関するデータ分析、コンサルティングの仕事をしています。自己紹介の詳細はコチラ
お時間のない人のための、結論!!
requestsのインストールは以下のコマンドで実行できます。
pip install requests
requestsライブラリのインストールについて、同様の形式で記事を書きます。
環境設定
- OS: macOS
- Python: 3.11.0
最新版のrequestsをインストールする手順
requestsはPythonライブラリで、WEBページの情報取得など、WEBリクエストをめちゃくちゃ簡単に送信できるツールです。API接続とか、スクレイピングとか、WEBから情報を取得する際、僕は必ず使うツールです。
以下の手順でインストールできます。
まず、念のため、pipを最新版にアップデートしておきます。
% pip install --upgrade pip
次に、requestsをインストールします。
% pip install requests
インストールされたバージョンを確認するには、以下のコマンドを使用します。
% pip show requests
Name: requests
Version: 2.32.3
Summary: Python HTTP for Humans.
Home-page: https://requests.readthedocs.io
Author: Kenneth Reitz
Author-email: me@kennethreitz.org
License: Apache-2.0
Location: /opt/homebrew/lib/python3.11/site-packages
Requires: certifi, charset-normalizer, idna, urllib3
Required-by: dash, folium, google-api-core, google-trends, huggingface-hub, jupyterlab_server, pandas-datareader, pandas-profiling, panel, pooch, pytrends, tensorflow, transformers, unidic, ydata-profiling
僕のPCの画面ではこんな感じです。
バージョンを指定してrequestsをインストールする手順
特定のバージョンのrequestsをインストールしたい場合は、次の手順を使用します。pip index versions
でインストール可能なバージョンを確認できます。
% pip index versions requests
WARNING: pip index is currently an experimental command...
requests (2.32.3)
Available versions: 2.32.3, 2.32.2, 2.31.0, 2.30.0, 2.29.0, 2.28.2, 2...
INSTALLED: 2.32.3
LATEST: 2.32.3
バージョンを指定してインストールするには、==x.x.x
の形式を使用します。
% pip install requests==2.28.1
requestsの簡単な使用例
以下は、requestsを使用してWebページの内容を取得する簡単な例です。yahoo japanのトップページを試しにゲットしてみましょう。下のコードをrequests.pyとかで保存し、実行してみます。
import requests
# Webページにリクエストを送信
url = "https://www.example.com"
response = requests.get(url)
# ステータスコードを確認
print(f"ステータスコード: {response.status_code}")
# レスポンスの内容を表示
print(f"レスポンスの内容: \n{response.text[:500]}...") # 最初の500文字を表示
僕の画面では、以下のような出力が得られました。
ゲットできていたら、ステータスコード200が返ってくるはずです!
まとめ
以上が、pipを使用したrequestsライブラリのインストール手順と簡単な使用例でした!